こんにちは、シン・シャークです。
今回はシン・シャークが、大好きなグウェントウィッチャーカードゲームの評価になります。
以下の4点を解説します。
- グウェントはどんなゲームか
- グウェントウィッチャーカードゲームとは?
- グウェントウィッチャーカードゲームのルール
- グウェントウィッチャーカードゲームの良い点、悪い点
- グウェントの今後
まずはグウェントがどんなゲームか、簡単に解説していきますね。
グウェントはどんなゲームか
まずグウェントは、大人気ダークファンタジーRPGウィッチャー3のゲーム内ミニゲームとして実装されました。
グウェントのルールは非常にシンプルで、最大3ラウンド制、先に2ラウンドを取ったプレイヤーの勝利となります。
このミニゲームの時点で、グウェントの完成度は高いです。
ウィッチャー3のグウェントについては、別記事を参照してください。
グウェントウィッチャーカードゲームとは?
グウェントウィッチャーカードゲームは、ウィッチャー3の開発会社CDPRがリリースしたデジタルカードゲームです。
グウェント ウィッチャーカードゲーム | 公式ローンチトレーラー
大まかなベースはオリジナルのグウェントを参考にしつつ、様々な要素を追加したカードゲームです。
オリジナル版のグウェントとは、ほとんど別のゲームとなっています。
グウェントウィッチャーカードゲームは、ゲーム内で全カード(1558枚)の実装が完了しました。
残念ながら追加カードの実装予定はありませんが、カードが全て出揃ったおかげで、始めやすくなっています。
開発チームによるコンテンツ追加は終了し、毎月の条件付きユーザー投票でカードゲームのバランス調整が行われています。
グウェントウィッチャーカードゲームのルール
グウェントウィッチャーカードゲームの基本ルールを簡単に解説します。
デッキ
25枚のカードを入れてデッキを作成し、その中でユニットカードを最低でも13枚は入れる必要があります。
デッキに入れられるのは、ユニット、スペシャルカード、アーティファクトの3種類です。
一応25枚以上のカードでもデッキ作成は可能ですが、あまり強くないです。

またデッキは決められたコスト以内で作成します。
基本コスト150にリーダーアビリティの数値(14~18)まで増やせます。
具体的には164~168がデッキを組めるコスト数です。
ラウンド
グウェントは最大3ラウンド制です。
先に2ラウンド取ったプレイヤーが勝利となります。
なので1ラウンドは負けても問題ありません。
2ラウンドを素早く取る戦法か、3ラウンドかけてじっくりと攻めるかを考える必要があります。
ラウンド終了時
除去されなかったユニットカードは一部を除いてラウンド終了時に墓地へと送られます。
盤面への配置で特殊効果を発揮するアーティファクトは2ラウンド場に残るものと、残らない物の2種類があります。
スペシャルカードは使った時にその都度、墓地に送られます。
細かい勝利条件
グウェントウィッチャーカードゲームは、基本的に相手プレイヤーとの点数が1点でも多ければ勝ちとなります。
簡単に言うとプレイしたユニットの点数比べです。

ユニットの数値は戦力値と呼ばれています。
例えば勝つために戦力値が高い大型ユニットを複数作ってもいいですし、戦力値が低いユニットを列に複数並べてバフをかけ圧倒する動きも強力です。
また相手ユニットをひたすら除去し続けても強いです。
多様な勝ち方があるので、自分に合った方法を考えるのも楽しいですよ。
先攻と後攻
プレイヤーは先攻と後攻に分かれてプレイします。
ゲーム開始時に両プレイヤーはカードを10枚引きます。
先攻プレイヤー3枚、後攻プレイヤーは2枚引き直せます。
グウェントはゲーム内容的に先攻プレイヤーが不利なので、3枚カードを引き直せます。
先攻プレイヤーが不利な理由
まずグウェントには毎ターン開始時にデッキからのドローがありません。
先攻プレイヤーは、プレイする関係上、先に手札のカードがなくなります。
また先攻プレイヤーの動きに合わせて最適な行動を後攻プレイヤーは行えます。
上記が理由で先攻プレイヤーは不利となります。
先攻プレイヤー救済措置
先攻プレイヤーは圧倒的に不利なので、救済措置としてストラタジェムと呼ばれるアイテムが使用できます。
アイテムの効果は様々で、ユニットを召喚したりブースト効果をかけたりできます。

またデッキから任意のカードを1枚引いて、手札の不要なカードと交換できる便利なストラタジェムもあります。
ストラタジェムのおかげで、先攻プレイヤーの不利が多少緩和されています。
近接列、間接列
グウェントの盤面は近接列、間接列の2つに分かれています。
近接列で効果を発揮するカード

間接で効果を発揮するカード。

ユニットによっては近接か間接列に置かないと効果を発揮できないものがあります。
カードを盤面に出す際の注意事項
グウェントウィッチャーカードゲームは、初手でいきなり強力なレジェンドカードをプレイできます。
理由としては他のカードゲームでいうエネルギーやマナコストを支払う必要がないからです。
レジェンドカードやゴールドカードなどは、デッキに入れられる枚数が1枚に制限されています。
なので強いカードをいつ使うかタイミングを考える必要があります。
グウェントウィッチャーカードゲームの勢力
グウェントウィッチャーカードゲームで使用可能な6勢力とニュートラルクラスを簡単に解説します。
モンスター
ワイルドハントや昆虫、巨人などのモンスター系カードが多いです。
特徴は以下の通りです。
- ワイルドハント勢力は初心者でも扱いやすく強いカードが序盤に揃えやすい。
- 自軍のユニットを捕食して戦力値を大きくできる。
- 全体的に高戦力値ユニットが多く場に出すだけで最低限の働きをする。
モンスターはやることがシンプルなので、一番初心者向けの勢力です。
北方諸国
北方諸国はバフを操る勢力です。
バフの扱いにたけたユニットやサポートカードが多いです。
またバリスタなどの攻城兵器も充実しており、相手ユニットの除去も得意としています。
使いやすいカードが多いため、北方諸国も初心者向けの勢力になります。
スコイア=テル
罠カードや列移動などトリッキーな戦い方を得意としています。
エルフやドワーフ、ドラゴン系のカードが多いです。
罠カードを含めて癖のあるカードが多いため、ある程度ゲームになれてから使いましょう。
スケリッジ
スケリッジは相手のユニット除去と墓地操作が得意です。
簡単に説明すると墓地にあるカードをもう一度再利用したり、墓地でユニットを成長させたりできます。
グウェントウィッチャーカードゲームで人気な勢力の一つです。
ただしスコイア=テルほどではありませんが、癖のあるカードが多いです。
最初は効果がわかりづらいカードが多いと思うので、ゲームに慣れてから使いましょう。
二ルフガード
二ルフガードは相手を操るテクニカルな勢力です。
相手勢力のやりたい事を自分が真似して、相手を上回る動きが強力です。
また相手のデッキを破壊したり、相手ユニットの強奪や妨害などにも長けています。
二ルフガードは強力なデッキが多いため、グウェントウィッチャーカードゲームでは非常に人気があります。
ただし勝つためには相手以上に相手が使うデッキの熟知が必要です。
初心者でも使いやすいカードが序盤で揃いやすいため、オススメの勢力となっています。
シンジケート
コインを集めて特殊効果を発動させる勢力です。
コイン管理と効果を発揮させるカードをどのタイミングで使用するか考えないといけません。
他の勢力より覚えることや考えることが多いため、玄人向けのクラスになります。
慣れれば強力な勢力です。
ニュートラル
どの勢力にも入れられるカードです。
強力な効果を持つ反面、コストが重いカードが多いです。
ゲラルトやシリなどのキャラクターはニュートラルクラスなので、どの勢力にも入れられますよ。
グウェントの良い点
グウェントの良い点をご紹介します。
- ウィッチャーシリーズのキャラクターの美麗なカードイラストを楽しめる。
- 6つの勢力があり、遊んでいて飽きない。
- 無課金でも300時間以上かければカードを全て揃えられる。
- 他のカードゲームと比較して運の要素が少ない。
グウェントの悪い点
グウェントの悪い点もご紹介します。
- ダークファンタジーなのでグロいカードもある。
- デジタルカードゲームとしてはマイナーな部類。
- 現状のランクマッチは古参プレイヤーが多く新規プレイヤーが少ないので敷居が高い。
- 有名どころのカードゲームと違い情報が少ない。
グウェントウィッチャーカードゲームの今後
グウェントのサービス終了が近いのではないかと気になりますよね。
今回センサータワーで調査したところグウェントの売上は、月平均約300万円程度となっています。
アプリのダウンロード数は月平均約2万DLと少ないです。
売上とダウンロード数は厳しい状況ですが、ゲーム自体に根強い人気があるのと、ウィッチャー4の開発もスタートしました。
すぐにグウェントウィッチャーカードゲームがサービスを終了する可能性はないと予想できます。
ウィッチャー3発売から10年が経過
ウィッチャー3ワイルドハントの発売から10年が経過しました。
現在は中古品やセールなどで安くウィッチャー3を購入できます。
それに伴いウィッチャー3のグウェントをプレイして興味を持ったプレイヤーが、グウェントウィッチャーカードゲームで遊ぶ可能性もあります。
最後に
今回はグウェントウィッチャーカードゲームをご紹介しました。
これであなたもグウェントウィッチャーカードゲームがどんなゲームかわかりましたね。
ぜひグウェントウィッチャーカードゲームをプレイしてみてください。
次回は勢力ごとの特徴を解説します。
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