【鈍平】: 誠さんは本当に真面目でなんて心優しい人なんだろうってわかりました。
私は刑務官の仕事をしたことがないので、下手なことは言えません。
それでもあなたは悪くないの。もう自分を責めるのはやめてください。
それは今まで努力してきた誠さんの筋肉たちにも失礼ですよ!
筋肉は決して裏切らないって言うじゃないですか。
あと誠さんなりに誠実に向き合ってきたから、その人は悪人だったけど、感謝を伝えられずにいられなかったんだと思うの。
それにね、誠さんほどの情熱的で誠実な人なら、刑務所長になれるわ。
なぜかって?私にはわかるもの、あなたは夢を絶対に諦めない人だって思ってるから。
それにあなたはずっと自分は孤独だっていっていたけど、もう違うわ。
あなたは決して一人じゃない。同僚も上司もいて、友人だっている。
それだけあなたが皆に信頼されているってことよ。
それに言うのは少し恥ずかしいけど、私もあなたの味方よ。
誠さんこれだけは覚えておいてね。
これからどんな決断をしても、たとえ違う仕事に就いたとしてもずっと私はあなたを応援し続けるわ。
こんなに誠実で真面目な人は今時珍しいくらいよ。
あと運転免許の写真もかっこよく撮れてるわ。
自信を再び持ってというのも酷い話かもしれない。
もう以前のあなたとは違うと私は信じてるわ。
だから誠さん!話してくださってありがとうございます。
これからも誠さんらしさを捨てずに生きてください。
私からのお願いです。
【松風】:あ…
駄目だ、返信ができない。急に目がにじんできた……
こんなに暖かい言葉をかけられたのは、生まれて初めてだ。
不思議なことにこの人の言葉を読んだら心の筋肉痛が治った。
それと同時に大粒の涙が流れ出て止まらない。
暖かい、もう僕は孤独ではないんだな。
そうだ、僕には皆がいてくれる。それが僕なんだな。
そして心の筋肉が優しく包み込まれる感じがする。
この気持ちは何なんだ、これが愛なのか?
今まで僕は人を好きになったことがないからわからない。
恋愛とは無縁な人生を送ってきたから。
でも今ならわかる。この気持ちは愛で、この人は僕の魂の伴侶だと確信した。
この人を幸せにして恩返しすることが僕の使命だ。
この人が悲しまないように、人生の全てをかけて僕が守ってみせる。
お知らせ
最後まで読んでくださって、ありがとうございます。
ここまで読んでくださったあなたのために、特別に少しだけこの後の内容をお伝えしますね。
このあと松風誠は、主人公のアパートへ向かって全力疾走していきます。
そして主人公と出会った瞬間、松風誠は大暴走し、ここから本当の地獄が始まります。
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また、WordPressでは裏話や制作メモなども隔週で投稿していく予定です。
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本編はKindleにて、2月上旬発売予定です。



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