八畳間の地獄-誰も救われない世界で君だけを救う物語-

ジュラシックワールドエボリューション2

これはあたしと鈍平が出会ったきっかけの文章だ。
こんな刺さる文章を読んだら、性別関係なく惚れちまうよな。
まるであたしのことを全て見透かしてる文章だった。
気味が悪いくらいだ。
しかも会ったこともない人間が書いてるんだぜ。
信じられないだろ。

私は影が怖くて仕方が無い。
逃げても逃げても、どこまでも追いかけてくる影。
起きているときも常に視線を感じている。
安心できない不安な気持ちを抱えた日々。
大丈夫だと思って安心しても、結局影の存在を恐れて全部ダメになる。
全てを捨てて逃げても、常にそこにいる感じがする。
影を忘れるために、他のことをしても少しのあいだ楽になるだけだ。
もう私につきまとうなと言っても、甘い言葉をささやいてくる影。
「私と一つになろうよ、その方が楽だよ?」
「なんであなたは影である私を受け入れないの?」
「その方が完璧な存在になれるんだよ?」
最初は影にそそのかされて、ダメになる私。
そのときは本当に気持ちが良くて楽だった。
影と一つになったときは、もう何も考えなくていい。
気づいたら、私はささやきに飲み込まれていた。

ある時、私は思ってしまった。
これは本当の私じゃないって!
私は過去の弱くて傷ついた自分も、今の絶望しているボロボロの自分も受け入れて生きていく。
本当は影と向き合うのは怖いし、受け入れたくない。
でも影も含めて本当の自分だから。
受け入れても理想の自分にはなれないかもしれない。
また影にささやかれて、飲み込まれるかもしれない。
それでも私は生きたい。
そのために私は諦めずに、自分の弱さも影も絶望も全てを受け入れて、食い破って進化してみせる。
それが私の本当の姿だから。

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最後に

最後まで読んでくださって、ありがとうございます。

正式タイトルが決まりました。

八畳間の地獄-誰も救われない世界で君だけを救う物語-です!

プロローグになります。

ここまで読んでくださったあなたのために、特別に少しだけこの後の内容をお伝えしますね。

このあと主人公の鈍平が登場し会社を解雇されて、ハロワへ行き現実に打ちのめされます。

もし面白いと感じていただけたら、拡散などしていただけると励みになります。

また、WordPressでは裏話や制作メモなども隔週で投稿していく予定です。
よろしければ、また遊びに来てくださいね。

本編はKindleにて、2月7日土曜日発売予定です。

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