八畳間の地獄ー誰も救われない世界で君だけを救う物語ー

地獄のコメディ:霧島教授編

こんにちは!
霧島教授編の一節を投稿します!

一節、霧島教授AIを駆使する

昨日読んだ文章が頭を離れない。

誰が何のために、なぜ書いたのか
全く理解できないままだった。

私は文章を投稿したチャット内の
一ノ瀬という人物にたどり着いた。

まずは一ノ瀬がどういう人間かを探る必要がある。

「はぁ……」

霧島はため息をついた。

それもそのはず霧島は天才なのにも関わらず、
個人的な雑談などの会話を続けるのが苦手であった。

どれだけ頑張って書いても堅苦しいうえに、
自分勝手な内容になってしまう。

【霧島】:投稿した文章を読んで大変驚愕した。
その構造力の原因はなんだ?

【霧島】:ぜひ研究所で具体的な内容を話し合いたい。
いつ来れるんだ?

どう考えても、上記の文面では警戒される。

「どうすれば警戒せずに、」
「おびき出せるんだ……」

霧島は国際的な論文を、
執筆していた時よりも、頭を悩ませる。

「いや……待てよ……」
「AIを利用して、最高のプロンプトを作れば、」

「柔らかく警戒されない会話ができる!」

珍しく霧島はテンションが上がっている。

「さっそく最高のプロンプトを作成するとしよう」

AIを起動してプロンプトを入力していく。

「これで問題はないな……」

AIはプロンプトを読み込んで、
文章を作成していく。

「完璧だ。」
「これなら一ノ瀬をおびき出せるぞ……」

霧島は誇らしげにいう。

【霧島】:一ノ瀬様!こんにちは!突然のご連絡で驚かせてしまったかもしれません。

【霧島】:私は研究所で教授として働いている霧島と申します。

【霧島】:以前に一ノ瀬様がWEBにあげた文章に大変感動しました。

【霧島】:そこで一ノ瀬様はどういった人なのか知りたくご連絡を差し上げました。

【霧島】:お忙しいところ恐縮ですが、ご返信よろしくお願いします。

ここまで親しみやすさを演出できたのは、
AIの性能と霧島のプロンプトが完璧だったからだろう。

「おびきだすには、時間がかかりそうだな……」

「それまではあの文章を読み直して、」
「どういった人物なのか考察していこう……」

霧島は自分にとっての恋文を読み返していく。

「やはり何度読んでも美しい文章だ……」

「一ノ瀬、君の構造の全てを私は解明したい……」

霧島は恍惚とした顔で言った。

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最後に

最後まで読んでくださって、ありがとうございます。

霧島教授編の第1節を楽しんでくだされば、幸いです。

また、WordPressでは裏話や制作メモなども隔週で投稿していく予定です。
よろしければ、また遊びに来てくださいね。

本編はKindleにて、2月7日発売中です。

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